

- 25MPixelカメラ自社開発
- 分解能4μm 1FOV 20.48mm×20.48㎜を実現
- 検査ワーク75㎜×150㎜を約10秒で検査可能
- 10チャンネルカラー照明搭載
高速検査を支えるカメラ技術
新しいデジタルインターフェーステクノロジーであるCoaXpress規格を採用した事で、
従来のCmera Link規格と比較し、約4倍のデータ転送レートを実現しコンピュータへのデータ転送時間の高速化を図りました。

10チャンネルカラー照明
10チャンネルの照射角度の異なる5色(白、紫、黄、緑、青)のLED光を検体に照射し、より不良個所を際立たせる事で、不良検出力を大幅に向上させました。 検体のクラック、キズ、異物付着、ワイヤーの曲げの検出に効果を発揮しています。


更に、不良個所を際立たせる為、10チャンネルの照射角度のどの角度の照明を使用するか、また、その照射輝度を変更する事により、ユーザーで自由に照明照射条件を変更する事が可能です。その条件は、1検体で最大15個まで設定出来、検出したい不良に合った照明条件を設定出来ます。また、自動検査中設定した複数の照明条件を自動で切替え検査を実行します。
検査装置内部
- 製品(リードフレーム)をペルトコンベアで搬送し、検査部に投入します。
- 検査テーブルに製品を自動セットし、検査を開始します。
検査テーブルは製品サイズに合わせ製作します。
ワイヤ倒れの検出例
ワイヤー検査は1stと2ndのボールを結ぶ理想線を基準とし、そこからどの位離れているかを検査します。検査範囲は任意に設定可能です。
1本のワイヤーに対し検査Windowが複数に分離した形で生成され、その各Windowが連続してNG検出した場合にワイヤー異常と認識します。連続何個のWindowがNGの場合不良とするかは任意で設定可能です。
ボール不良の検出例
ボール検査は登録画像とのマッチングで検査を実施し、ボールの有無、ズレ、形状異常を検出します。
異物付着の検出例

この検査は良品登録画像との1ピクセル毎のマッチング検査を行い、輝度差とそのサイズを閾値とし良否の判定を実施します。
輝度差のあるPixelの固まりが何個あった場合に不良とするかを設定し、設定以上のPixelの固まりが検出された場合不良として判定します。
最小10μm程度の異物を安定的に検出します。